数字は嘘を使いないが、数字を使う人は嘘をつく
数字は嘘を使いないが、数字を使う人は嘘をつく
モヤモヤの言語化は痛快
仕事をしている中でずっと思っていたモヤモヤがまさにこれ
医学学会での他人の発表を聞くたびに感じていた
統計、数字のトリック、違和感(もちろんほとんどがしっかりとした発表で割合は少ないです)
これだ!!
自分の仮説等が正しいことを証明するために
数字を駆使し、確証バイアス1)に満ちた学会発表を聞くケースは残念ながら少なからず目にします
論理からすると嘘を言っていることにはならないのだけど、結果がすべての実臨床では
??となるわけで
ただ、これが論文になって一般社会に出回ると一つのエビデンスとなってしまう
以前エビデンスは大切という文章を書きましたが、こういったものも混ざっているので
盲目的に信用するのは危険ということは、頭のどこかに置いておいた方がいい
すべてにおいて疑ってかかるわけにはいかないので
クリティカルシンキング2)的な要素もほどほどにということでしょうか
研究者は長い時間をかけて研究しているため、自分の仮説、結果と矛盾する情報を認めるのはつらいのだと思われるけど
それはそれ
仮説が異なっていたことを素直に認めて、それを発表すればいいのにと
はたから見ていると思う日々
医学的な発表の場合、できるだけそういった事が起こらないように
利益相反(Conflict of Interest:COI)の開示等が行われ工夫はされているものの
抜け道が一杯あり、まだまだ不十分なのが現状です
現実的には情報をとる側の知識が問われる時代は続いていくのでしょう
まとめ
数字は嘘を使いないが、数字を使う人は嘘をつく
実に痛快な響きの言葉と出会ったので、自分が忘れないように書いておきました
1)自分に都合のいい情報のみを集めててしまうこと。これによって自分の理論が正しいと論理を組み立てる事が多い
2)クリティカルシンキングとは論理的・構造的に思考するパターンのことを指し、自分が普段無意識にとっている行動や考え方を意識化し、客観的かつ分析的に振り返るという意味で用いられます。
最後に
今日の学び
文字背景の変え方がわかりました
下記ブログを参考にさせていただきました
ありがとうございます
カラーコード参考にさせていただきました